やんちゃ寺の対象って?

やんちゃ寺は、

「生きづらいひと、この指とまれ」

という感覚です。

 

 

「やんちゃ」が対象層である民間の居場所は

まだ数少ないため、

 

・本当はさみしいが強がっていること

・強がっているために助けてもらいにくくなること

・その悪循環が繰り返されてしまうこと

 

等の問題意識へのアプローチの意味も込めて

やんちゃ寺のターゲットは、「やんちゃ」なのですが、

 

 

その指すところは、自由度が高く、多義的です。

 

 

警察のお世話になったりしていなくても、

ただなんかちょっと、

学校や親に反発してみていたり、

 

化粧してみていたり、

制服を着崩したり自転車を改造したり、

 

抱えているものが

攻撃のような形で表現されている子たち

がざっくりとみんな対象になってきます。

 

 

外からみれば、

華やかに見えたり強そうに見えたりしますが、

本当は、内向きの攻撃性というのも多く持っていて

 

自分が嫌いだったり、

自分に自信が持てなかったり、

心底自分には価値がないものだと信じ切っていたりします。

 

 

そんなことないのに。

 

 

 

だから、

やんちゃ寺の対象は、

ひとことで言うと、

「生きづらさを抱えているひとみんな」です。

 

 

おとなでもいいです。

 

これについてはまた書きますが、

やんちゃ寺は支援ではないので

おとなか子どもか

支援する側か、支援される側か、

といった区別は実際のところありません。

 

 

年齢的におとなと呼ばれる層だとしても、

いまだに全然みんな不完全で、

 

年齢的にやんちゃ本人というか

10代だったりとかしても、

全然一生懸命やってる一人前で、

 

という扱いというか、関係です。